「口が開かない、開けにくい」
「カクカク音がして痛い」
「ジャリジャリ音がする」
こんな症状はありませんか?
この記事では、自分でかんたんに出来る顎関節チェック方法を解説いたします。
あなたの顎関節の自己チェック法
口を大きく開いたとき,人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入りますか?
口を大きく開け閉めした時,あごの痛みがありますか?
口を大きく開いたとき,まっすぐに開きますか?
干し肉,するめ,タコなど硬いものを食べるとあごや顔が痛いですか?
いずれかが「はい」と回答した方は顎関節症である可能性がありますので,受診することをお勧めします。
顎関節症とは?
顎関節症の代表的な症状
顎関節症の代表的な症状は,
「あごが痛む(顎関節痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」
の三つで,このうち一つ以上の症状があり,他の疾患がない病態を「顎関節症」といいます。
顎関節症の症型分類! 症型分類って何?
顎関節症には大きく分けてⅠ~Ⅴ型まであります。
Ⅰ型 咀嚼筋障害
(咀嚼筋障害を主徴候とし顎関節症
Ⅱ型 関節包・靭帯障害
(円盤後部組織・関節包・靭帯の慢性外傷性病変を主徴候とし顎関節症
Ⅲ型 関節円板障害
(関節円板の異常を主徴候としたもの)
a: 復位をともなう関節円板転位
b: 復位をともなわない関節円板転位
Ⅳ型変形性関節症
(退行性病変を主徴候としたもの)
Ⅴ型 その他のもの。上記の分類に該当しないもの
と言うようにパッと見てこれを理解できる方は少ないと思います。しかしこれだけ分かれているのですからしっかり診断してそれらにあった治療法をしなければ症状が悪くなる疾患ですので病院選びは大事です!!
なぜなるのか?
・ストレスによる歯ぎしりやくいしばり(自分ではわかりにくい)
・頬杖をつく
・うつ伏せ寝
・片側の方向ばかりで寝ている
・長時間の咀嚼(そしゃく),片側ばかりで咬んでいるなどの悪習癖(悪い癖)
・吹奏楽などの口をつける楽器なども原因として考えられます。
上記の1つでも症状がある方、まず当院にご連絡して頂きご相談ください。
一緒に治療し解決していきましょう!!!