銀歯を白くするものには、健康保険が適用する白いもの、健康保険が適用しない(いわゆる自費治療)の白いものがあります。
そして、それは虫歯の大きさによって部分的につめるもの(インレーと呼ぶ)全体的に被せるもの(クラウンと呼ぶ)に分かれます。
1. 銀歯を白い歯にするつめもの・被せ物の種類
1-1. 健康保険適用になる白いつめもの
1-1-1. コンポジットレジン
コンポジットレジンとは、虫歯の悪い部分を除去して出来た穴をふさぐた めに歯と同じ色のペースト状のものに青色の可視光線を当てて固まらせ修復する材料のことです。
メリット
適応症は軽度の虫歯で、1回(15~30分)で治療を完了することができます。
デメリット
強度や接着力があまり強くないため、普段の生活で欠けたり取れたりする場合があります。
また、長期間の使用で変色してしまう可能性が高いといわれております。 喫煙されている方や、コーヒー紅茶をよく飲まれる方は特に変色が著しい場合がございます。
1-2 健康保険適応になる白い被せ物
1-2-1 ハイブリットCAD/CAM冠
ハイブリッドCAD/CAM冠とはレジン素材(プラスチック)でできたブロックをコンピュータを使って歯の被せ物の形に削りだしたもののことで、小臼歯に対してのみ健康保険適応です。
メリット
笑ったときに見える上下前から4番目5番目の歯のみですが健康保険で白い歯を入れることが出来ます。
金属を使わないので金属アレルギーのある方に適しています。
デメリット
色調の種類が限られています。
レジン素材(プラスチック)なので長期間の使用で変色してしまう可能性が高いといわれております。
強度があまり強くないので、普段の生活で欠けたり割れたりする場合があります。
喫煙されている方や、コーヒー紅茶をよく飲まれる方は特に変色が著しい場合がございます。
1-3 健康保険が適応しない(いわゆる自費治療の)白いつめもの(インレーと呼ぶ)
1-3-1 オールセラミックスインレー
オールセラミックスインレーとは、100%セラミックで作られており金属を使用しないため見た目や強度が天然の歯と変わらないくらい最高の白いつめもののこと。
メリット
天然の歯と同じくらいの硬さで、色調、光沢、透明度に優れており、変色しません。
色調の種類も豊富で患者様ご自身の歯の色調に合わせて作製できます。
金属を使わないので金属アレルギーのある方に適しています。 歯茎の黒ずみの心配もございません。
デメリット
オールセラミックを入れた歯とかみ合う歯(下の歯にセラミックを入れたのであれば上の歯、上の歯にセラミックを入れたのであれば下の歯)に金属のつめものが入っていると欠けたり割れたりする場合があります。
1-3-2 ハイブリットインレー
ハイブリットインレーとは、セラミックとレジンを混合させた材質でできた白いつめもののこと。
メリット
オールセラミックスインレーに比べやや安価で白い歯にすることが出来ます。 金属を使わないので金属アレルギーのある方に適しています。 歯茎の黒ずみの心配もございません。
デメリット
オールセラミックに比べ強度、色調、透明感に劣り、長期間の使用で変色してしまう可能性が高いといわれております。
喫煙されている方や、コーヒー紅茶をよく飲まれる方は特に変色が著しい場合がございます。
1-4 健康保険が適用しない(いわゆる自費治療の) 白い被せ物(クラウン)
1-4-1 ジルコニアクラウン
ジルコニアは人工ダイヤと呼ばれ、ジルコニアクラウンとは、強度がオールセラミックスやハイブリッドと比較して硬く、最も優れた材質で出来た白い被せ物のこと。
男性で顎の力の強い方の奥歯の被せ物には特に適しております。
メリット
金属を使わないので金属アレルギーのある方に適しています。 歯茎の黒ずみの心配もありません。 強度が最も優れているため、3つ以上のかぶせものを連結させるいわゆるブリッジという治療にも適しています。
デメリット
他のものに比べて費用がかかります。
1-4-2 オールセラミックスクラウン
オールセラミックスクラウンとは、100%セラミックで作られており、金属を使用しない見た目や強度が天然の歯と変わらないくらい最高の白い被せもののこと。 前歯を白く美しくされたい方には特におすすめです。
メリット
天然の歯と同じ硬さ、色調、光沢、透明度に優れており、変色しません。
色調の種類も豊富で患者様ご自身の色調に合わせて作製できます。 金属を使わないので金属アレルギーのある方に適しています。 歯茎の黒ずみの心配もございません。
デメリット
強度はジルコニアより劣るためブリッジには適していません。
1-4-3 メタルボンドクラウン
メタルボンドクラウンとは、内面の金属フレームの表面にオールセラミックスを焼きつけた白い被せ物のこと。
メリット
表面のみオールセラミックスを使用しているため、ハイブリットクラウンより見た目が良いです。 内面が金属なので強度があり3つ以上のかぶせものを連結させるブリッジ治療に対応できます。
デメリット
内面が金属なので透明度がやや劣ります。 金属アレルギーや歯茎の黒ずみの原因になるといわれています。
将来的に歯茎が下がってきた場合、歯と歯茎の境目から金属の黒ずみが見えてしまうことがあります。 表面のみ薄いオールセラミックスを使用しているため、表面が割れたり、欠けたりする可能性があるといわれています。
1-4-4 ハイブリットクラウン
ハイブリッドクラウンとは、セラミックとレジンを混合させた材質でできている白い被せ物のこと。
メリット
ジルコニア、オールセラミックス、メタルボンドに比べ安価であります。 金属を使わないので金属アレルギーのある方に適しています。
歯茎の黒ずみの心配もございません。
デメリット
ジルコニア、オールセラミックスと比較して強度や色調に劣ります。 レジンを使用しているため長期間の使用で変色してしまう可能性が高いといわれております。 喫煙されている方や、コーヒー紅茶をよく飲まれる方は特に変色が著しい場合がございます。
まとめ
銀歯を白くする治療法、なんとなくおわかり頂けましたでしょうか?
当院で治療された患者様の中にもお口元が美しく、笑顔に自信を持てるようになり、歯のことを全く気にせず相手の方と笑ったりお話ししたりできるようになったとの喜ばしいお声を沢山いただいております。
歯が白く美しくなるとご自身だけではなく、お話しされる相手の方にもとても好印象ですよね。
貴方様も歯を白く美しくすることにより、今よりもさらに素敵な時間をお過ごしになってはいかがでしょうか。
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